ロシア駐在中国大使館の程国平公使は16日、ロシア外務省第1アジア局のクリク局長代行と会見し、中国人労働者がイルクーツク市でロシア警察に殴打された事件について厳しい申し入れを行いました。
程国平公使はその際、、ロシア側が事件の重大性をはっきりと認識し、負傷した中国人労働者を早急に治療し、客観的に調査をいち早く行い、中国側に調査の進展情況を適時に通報し、事件の当事者を厳しく処罰し、中国人被害者に合理的な賠償を与え、今後このような事件が再発しないことを確保するよう要求しました。
これに対しクリク局長代行は、「ロシア政府はこの事件を高度に重視しており、この事件によってロシアと中国の両国関係にマイナス的影響がもたらさせることを望んでいない」と述べました。
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