中国外務省の孔泉スポークスマンは27日北京での記者会見で、「中国はアメリカ下院が可決した『2006年会計年度国防歳出授権法』の中国に関する条項に断固反対し、またこれについて、アメリカ側に厳正な交渉を申し入れた」と明らかにしました。
報道によりますと、アメリカ下院がこのほど可決した「2006年会計年度国防歳出授権法」は、アメリカと台湾のハイレベル軍事教育交流を要求しています。
孔泉スポークスマンは、「これらの条項は中米間の3つの共同コミュニケの原則とアメリカ政府が重ねて表明した1つの中国という政策にひどく違反している。中国側は、アメリカ政府が関係条項の危害性を見極め、効果的な措置を取って、それが法律になることを阻止するよう希望する」と述べました。
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