日本政界要人の第2次世界大戦の日本戦犯の無罪発言に対して、中国政府と人民は強い憤慨を示し、厳しく非難しました。それと同時に、シンガポールのゴ・チョクトン上級相は、ドイツのように第2次世界大戦の歴史に対処するよう日本に呼びかけました。
日本厚生労働省の森岡正宏政務官らはこのほど、相次いで発言し、極東国際軍事法廷の裁判結果を公然と否定し、日本のA級戦犯の無罪発言をしました。
これに対して、中国外務省の孔泉スポークスマンは、「極東国際軍事法廷の裁判結果は、戦後国際政治基礎を構成する重要な部分であり、この裁判結果を覆えそうとする行為も必ず実現できないものである。日本政界要人のでたらめな発言は国際の正義と人間の良識に対する公然たる挑発だ」と述べました。
孔泉スポークスマンは、実際的な行動で侵略の歴史を反省する承諾を表し、国際社会特にアジア隣国の人民の信頼を真に得るよう、日本側に強く要求しました。
別の報道によりますと、シンガポールのゴ・チョクトン上級相は当日、第2次世界大戦の問題について、ドイツに学ぶよう、日本に呼びかけました。ゴ・チョクトン上級相は、「第2次世界大戦の問題は過去の問題だけではなく、将来にかかわる問題でもある。日本は歴史を認め、アジアの隣国との関係を発展させる必要がある」と見ています。
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