ヨルダンのバドラン首相は20日、アンマンで、ヨルダンで世界経済フォーラム特別年次総会に出席しているアメリカのゼーリック国務副長官と会見した際、「ヨルダンは、中東地区で全面的、公正かつ永久的な和平を実現させ、この地区の諸国の安全と安定を確保するよう、希望する」と強調しました。
バドラン首相は、パレスチナ国の樹立を含む中東和平「ロードマップ」計画の実行に尽力するよう、国際社会に呼びかけると同時に、ヨルダンが現在直面している経済的チャレンジ、例えば外債とエネルギーなどの問題にふれ、今回の会議を通じてヨルダンの一部の経済プロジェクトに投資を増やし、その国民経済の健全的な発展を促進するよう希望しています。
ゼーリック国務副長官は、「アメリカ政府とブッシュ大統領は、この地区の和平を実現させることに尽力する約束を実行する」と述べました。
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