イラン最高国家安全保障委員会の事務局長である核交渉のロハニ首席代表は18日、記者のインタビューに答え、「イランが西側の圧力に屈服し、核計画の再稼動を放棄することはありえないが、もしEU・欧州連合との交渉がスムーズに進められるならば、イランはこの計画の実施を数週間延期することを考慮できる」と述べました。
ロハニ首席代表は、「イラン中部都市イスファハン付近にあるウラン濃縮設備再稼動問題について、イランは既に下した決定を取り消すことはないだろう」と述べました。
ロハニ首席代表はまた、「イランは23日フランス、ドイツ、イギリス3ヵ国とイランの核問題を巡る新ラウンド交渉を行う。もし、イラン側はEU が協定を履行する意思を持つと感じるならば、イスファハン付近の核施設の再稼動を数週間延期するだろう」と述べました。
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