国連の政治担当のブレンダーガスト副事務局長は18日、「中東地区の情勢は重要な十字路にあり、各関係側がこれをきっかけにし、平和を目指すよう希望している」と述べました。
ブレンダーガスト副事務局長は18日、国連安保理に中東地区の最新の動きを説明し、「パレスチナとイスラエル双方が相互に憂慮を抱いていることは理解できる。双方が一連の措置を講じてこれらの憂慮をなくすよう希望する。パレスチナ側が矛先をイスラエルに向けた暴力活動を阻止する措置を講じ、ガザ地区とヨルダン川地区の法的秩序を回復するため引き続き改革を進めるよう」求めました。
ブレンダーガスト副事務局長はまた、パレスチナとイスラエルが出来るだけ早く、今年2月にシャルムエルシェイクで始まった交渉を再開するよう希望しました。
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