ジュネーブで開かれた第58回世界保健会議は16日、総務委員会の提案に基づき、一部の国が出した台湾にかかわる提案を議事日程議題に組み入れないことを一致して決めました。

　中国の高強衛生相は会議で発言し「一部の国は台湾にかかわる提案を口実にして中国の内政を干渉し、中国を分裂させようとしているが、これは中国だけではなく、正義を主張する大多数の国にとっても受け入れられないものである。中国は国家の主権維持と領土保全を堅持し、如何なるものがこの会議を利用して、中国を分裂させる活動を行うのを許さない。こ同時に、中国は台湾同胞の正当な権益を維持する方針を引き続き維持していく。中国は、一つの中国の原則を踏まえ、海峡両岸が協議を再開し、台湾民衆が関心を寄せる問題について討議していくよう希望する。」と述べました。

　高強衛生相のこの発言は会議に出席私した国々の代表の幅広い歓迎を受けました。