アメリカのライス国務長官は、イラク移行政府を支援するため、イラクを電撃訪問しました。
ライス国務長官は15日、イラク移行政府のジャファリ首相と会談を行った後、共同記者会見を行い、「多国籍軍は、イラクが自衛力を持つまで、引き続きイラクに駐留していく」と述べました。
ライス国務長官は、「アメリカ軍は引き続きイラクで、再建プロセスを妨害しようとする『テロリスト』を取り締まる。」と述べました。イラク政治プロセスで鍵となる憲法制定問題に触れた際、ライス国務長官は、「スンニー派の人々を新憲法の制定に一層参与させるべきである」と述べました。
ライス国務長官がイラクを訪問した15日、バグダッド東北60キロのバグバで、二回に亘る爆発事件と迫撃砲による襲撃事件が発生し、4人が死亡し、37人が負傷しました。
|