中国の国務委員である曹剛川国防相は11日北京で、アメリカのキッシンジャー元国務長官と会見した際、「台湾問題は、依然として中米関係が直面している最大のチャレンジであり、いま、台湾情勢は依然として敏感であり、複雑化している。アメリカ側が実際行動で一つの中国の政策を履行し、中米間の三つの共同コミュニケを遵守し、海峡両岸の対話と交流を支持するよう期待している」と述べました。
曹剛川国防相は、「中米関係は非常に重要である。両国はテロ取締り、経済協力と貿易及び地域安全など分野で実りある協議と協力を行い、中米関係は一層強化され、世界の平和と安定に寄与してきた」と述べました。
これに対し、キッシンジャー元国務長官は、海峡両岸が最近行っている対話を高く評価し、「台湾問題の平和解決を期待している。米中双方は、新たな協力の枠組みを構築し、両国関係の発展を促すために共に努力すべきである」と述べました。
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