アメリカ国務省のケーシー・スポークスマンは10日、メディアに、「アメリカは、イスラエルのシャロン首相が提出したガザとヨルダン川西岸の一部の地区から撤退するという一方的行動計画を支持する。この計画は中東和平「ロードマップ」計画を実現し、パレスチナ国家の樹立という目標に向かって踏み出した重要な一歩である」と改めて強調しました。
ケーシー・スポークスマンは、「まもなく解任される世界銀行のウォルフェンソン総裁は、6月1日、国連、EU・欧州連合、アメリカ、ロシアの中東関連4者が任命する『ガザ撤退問題担当特使』に正式に就任するが、一方的行動計画の実施を推し進めるため、ウォルフェンソン氏はパレスチナとイスラエル双方の担当者と会談を行うことになる」と述べました。
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