胡錦濤国家主席は9日モスクワで、大陸と台湾という海峡両岸関係について記者のインタビューに答えました。
台湾親民党の宋楚瑜主席の大陸訪問に触れた際、胡錦濤国家主席は「われわれと宋楚瑜主席は、一つの中国の原則を堅持し、"92年の共通の認識"を承認し"台湾独立"に反対する面で一部の共通の見解を持っている。これも、われわれ両党の間の交流の政治的基礎である。われわれは、この基礎の上で、海峡両岸の交流を推進し、両党の交流ルートを確立するという面で、対話と協議を通じて共通の認識に達することが出来るものと信じている」と述べました。
国民党連戦主席と親民党の宋楚瑜主席が相次いで代表団を率いて大陸を訪問することが両岸関係に及ぼす影響について。胡錦濤国家主席は「積極的な意義があるものと私は信じている。これは海峡両岸同胞の理解を増進することが出来、両岸同胞の平和、安定、発展を求める願いを一層理解することも出来る。これは基本的民意である」と述べました。
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