エジプト諮問評議会は8日、憲法第76条の改正案を満場一致で通過し、多人数の候補者が大統領選に参加することが初めて認められました。
これによりますと、正式政党のメンバーや無所属の個人でも大統領選に立候補できます。ただし、個人で立候補する場合は、少なくとも65人の人民議会議員及び25人の諮問評議会メンバーの支持を得ることと、14の省でそえぞれ10人の省議員の支持を得ることが条件とされています。
エジプト人民議会は10日からこの改正案の審議に入り、その後、国民投票の期日を決める予定です。