ロシアのプーチン大統領は28日、パレスチナ自治政府のアッバス議長に圧力を加えず支持するようイスラエルに呼びかけました。
これは、プーチン大統領が当日エルサレムでイスラエルのシャロン首相と会談を行った際述べたもので、プーチン大統領は、「イスラエルのアッバス議長に圧力を加える政策は、パレスチナ・イスラエル双方の利益を損い、過激勢力の実力を強める可能性がある。ロシアは、パレスチナへの安全的支援を提供する際は、いずれもイスラエル側と協議していく」と述べました。
プーチン大統領は27日エジプトを訪問した際、今年秋にモスクワで中東問題国際会議を開くという提案を出しましたが、アメリカとイスラエルはこれに反対しました。
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