イラク暫定国民議会は28日、圧倒的多数の賛成で新首相に任命されていたジャファリ首相が提出した閣僚リストを承認したことにより、今年1月末の議会選挙から約3ヶ月を経て移行政府をようやく発足させましたが、国連、アメリカとEU・欧州連合はそれぞれ声明を発表し、これに歓迎の意を表明しています。
国連のアナン事務総長はその声明で、「イラクで移行政府が発足したことは、イラクの社会各界が民主的協議を幅広く行った結果である」とした上で、イラクの政治プロセスを支持していくとの国連の立場を改めて表明しました。