中国外務省の秦剛スポークスマンは28日北京での定例記者会見で「国連の改革は必要であるが、改革が全ての加盟国の利益に関わるため、中国は安保理の改革に期限を設立し、強引に表決することに反対する」と重ねて表明しました。
インドの首都ニューデリを訪問中の国連のアナン事務総長は28日「国連安保理拡大の提案の中には、新しい安保理の加盟国が否決権を持つような内容が含まれていない」と表明しました。
アナン事務総長は当日インド訪問の後、記者会見し、「高級委員会が提出した安保理拡大についての提案の中には否決権の増加が含まれておらず、新しい提案は民主であるような内容が書かれている。2005年は国連の改革と安保理の拡大にとって、重要な一年である」と述べました。
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