中国の胡錦涛国家主席は28日、フィリピンの公式訪問を終え、特別機で帰国しました。
当日正午、胡錦涛国家主席は、フィリピンの華人華僑団体が開いた歓迎昼食会で談話を発表し、「台湾問題は中国の主権と領土の保全にかかわり、台湾同胞を含む13億の中国人民の民族感情に影響している。『台湾独立』勢力の分裂活動に反対しそれを抑制するため、全国人民代表大会は『反国家分裂法』を審議し採択した。これは、平和統一を求めるという中国政府の一貫した主張や国家の主権と領土の保全を守る中国人民の共通の意志を十分に表している」と述べました。
訪問期間中、胡錦涛国家主席は27日、フィリピンのアロヨ大統領と会談を行い、双方は平和と発展の戦略的協力関係の確立に尽力することで合意しました。
|