レバノンのシリア駐留軍と情報機関員は26日完全にレバノンから撤退し、レバノンにおける29年の軍事存在を終結しました。当日、国際社会は相次いでこれに対する評価を出しました。
レバノンのミカティ首相はベイルートで声明を発表し、「シリアとレバノンの関係はかなり根が深いものがあり、単に軍事や安全の角度からだけで両国関係を見てはいけない。シリア軍の完全撤退により、両国関係は新しい発展段階に入った」と述べています。
国連のアナン事務総長は安保理に報告を提出し、「シリアは安保理の1559号決議を履行する面で顕著な進展を収めた。現在、国連専門家グループがシリア軍の撤退の情況を確認している」と述べました。
イスラエルのペレス副首相は、「シリアが完全撤退した後、レバノンのヒズボラ・神の党の武装勢力のレバノンとイスラエルの国境地区における軍事存在も終結し、これによってイスラエルとレバノンが平和共存を実現できるよう希望する」と述べました。
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