最後のレバノン駐留シリア軍は現地時間25日未明、レバノンから撤退し、これはシリア軍のレバノンにおける29年間に亘る軍事活動に終止符を打ったことを示しました。
レバノン国営通信によりますと、シリア軍は1989年にタイフ合意の規定と両国連合軍事委員会が定めたスケジュールに基づき、最終段階の撤退行動を完成しました。それによりますと、現在、まだ少数のシリア軍事要員がレバノン国内に残っているが、これらの人員は26日にバーカで開かれる送別式に参加した後、シリア国内に戻る予定です。
国連のシリア軍撤退行動検査グループは25日レバノン入りし、シリア軍の撤退情況を確認しています。
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