中国政府の中東問題担当の王世傑特使は、18日北京で記者会見し、「関係方面は、中東地区の全面的かつ恒久的な平和を実現させるため、国連の関係決議や『土地と平和の交換』という原則を基礎として中東和平『ロードマップ』計画を確実に履行すべきである」と述べました。
王世傑特使は、「現在、パレスチナとイスラエルの関係は相対的に『平静期』の入った。中国はこれに歓迎の意を表す。国連、アメリカ、EU・欧州連合及びソ連が打ち出した『ロードマップ』計画は中東問題を解決する現実的で実行可能な方法であり、パレスチナとイスラエル双方が『ロードマップ』計画に規定された義務を共に履行することを期待する」と強調しました。
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