イラク外務省のアセフィ・スポークスマンは17日、テヘランで開かれた定例記者会見で、「イランとEU・欧州連合の核問題についての交渉は無期限に引き伸ばすことができないものの、イランはアメリカが設定した交渉期限はどうしても受け入れられない」と述べました。
アセフィ・スポークスマンは、「イランは核問題に関する交渉が一日も早く成果を上げるようにすすめるつもりであり、アメリカは交渉が引き続き行われることを見て、イランとEUに自ら食違いを解決することを見ていてほしい。また、イランは双方が今月の19日に行われる会談で一部の重要な問題について合意に達することを希望する」と述べました。
アメリカのライス国務長官は14日、「アメリカはイギリス、フランス、ドイツの3カ国がイランの核問題について払った努力を支持する。しかし、交渉が夏になってもまだ結果が出ないようならば、アメリカはイランに対して更に強い措置を取る」と述べました。
|