イギリスのストロー外相は13日、「イギリスとアメリカの軍隊は、来年、イラクからの撤退を始め、5年内には全部撤退できるはずだ」と述べました。
イギリスの新聞「デーリー・テレグラフ」は当日、「イギリス政府は今年12月のイラク議会選挙前にはイラク駐留軍隊を減らすことはない。しかし、米英両国は来年始めには、イラク駐留多国籍部隊について再評価を行う。イギリス政府は、来年秋には軍隊撤退についての具体的計画を確定するだろう」と報道しています。
これはイギリス政府が、米英軍のイラクからの撤退について打ち出したはじめてのタイムテーブルですが、いまのところ、イギリスはイラクに7500名の兵士を駐留させており、主にイラク南部に配置されています。
|