アメリカのライス国務長官は13日ワシントンで、「1名のアメリカ人請負業者がイラクで拉致されたが、アメリカはテロリストと交渉あるいは妥協するつもりはない」と述べました。
ライス国務長官は、「アメリカはテロリストと交渉はしない。それはテロ行為を容認したくないからだ。人質の安全を確保するため、アメリカはいまイラク各方面と共に努力している」と述べました。
アメリカホワイトハウスのマックレランスポークスマンも当日「アメリカの立場はイラクの反米武装勢力と交渉しない。アメリカはこの人質の解放に向けて努力し、またその家族と連絡を取っているところだ」と表明しました。
カタールの衛星テレビアルジャジーラは13日、このアメリカ人人質のビデオを放映し、その中で人質はアメリカがイラクから撤退し、自分の生命を救うよう呼びかけました。
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