アメリカ国務省のバウチャースポークスマンは11日ワシントンで「アメリカは前提条件なしで朝鮮核問題の六カ国協議を再開することに引き続き力を入れることになる」との考えを表明しました。
バウチャースポークスマンはまた「ブッシュ大統領は既朝鮮を侵略するつもりは無く、朝鮮側と交渉の中で適切なルートで朝鮮側に安全保障を提供する考えを表明したが、これに対し朝鮮側はまだ回答がない」と指摘しました。
朝鮮核問題六カ国協議は中国主催の下でこれまで3回開かれました。アメリカと朝鮮の間に深い不信任感が存在していることから、去年9月開催予定の第4ラウンド交渉は中断しています。今年2月10日、朝鮮外務省は声明を発表し、朝鮮側が既に核兵器を保有し、六カ国協議を無期限に中止すると明らかにしました。
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