国連安保理は11日議長声明を発表し、当面のイラクの国内政治情勢が積極的な進展を収めたことに歓迎の意を示し、「国連はイラクの政治プロセスに援助を提供したい」と改めて表明しました。
安保理の輪番議長である中国の王光亜国連大使によって発表されたこの声明は「安保理はイラク問題担当のカジ特使の提出したイラクのアルビルとバスラでの国連の活動強化についての提案を支持し、イラク政府の要求の下で、イラクの憲法制定プロセスに援助を提供するつもりだ。安保理はこのほどイラクの政治プロセスに表した積極的な方向を歓迎する」と述べ、更に、イラク過度政府が一日も早く樹立されることを希望しました。
|