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ここ数日、パレスチナとイスラエルの間は、また摩擦が起きたことで、双方の停戦宣言に波紋をひろげました。
イスラエル軍は9日、ガザ地区南部で、パレスチナ少年3人を射殺しました。パレスチナ人がこれに憤りを覚え、報復として、ガザ地区南部のユダヤ人入植地に今年2月以来、最大規模の20発余りの迫撃砲攻撃を加えました。さいわい、けが人などは出ていません。
数日前、イスラエルのユダヤ教過激派が10日、エルサレム旧市街のユダヤ教、イスラム教二つの聖地「神殿の丘」へ数千人規模の訪問を計画しました。この計画は、パレスチナ人の反感を買い、パレスチナの各都市では連日、デモが行われました。9日に起きたパレスチナ少年3人が射殺されたことは、いっそうパレスチナ人の憤慨を呼び起こしました。
衝突を避けるため、イスラエル治安当局は、10日、ユダヤ教徒の神殿の丘への立ち入りを全面的に禁じるとともに、周辺に治安部隊約3000人を配備して厳戒態勢を続けました。更に、過激派20人余りを逮捕しました。そこで、イスラエルのユダヤ教過激派の計画は失敗し、双方の衝突はアラビア青年とイスラエルの警察との摩擦に留まりました。
パレスチナとイスラエルの間で起きた衝突は、双方の停戦計画に悪影響を与え、人々は双方の関係に懸念を示しています。しかし、双方は、関係の悪化を避けるため、努力していることも伺えます。各派は、相互の停戦宣言を破るとは言ってはいません。
国際社会は、双方が理性によって、できた摩擦と危機を冷静に対処し、再び大規模の衝突を避けるよう望んでいます。
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