イスラエル警察当局は10日、ヨルダン川西岸のパレスチナの過激派・ハマスの指導者ヨーセフ氏を逮捕しました。逮捕の理由は、ヨルダン川西岸にあるイスラム教教徒による聖地「神殿の丘」への立ち入り禁止令に違反したというものです。
ヨーセフ氏が当日、「神殿の丘」にあるイスラム教の寺院「アルアクサ・モスク」で衛星テレビ「アルジャジーラ」の記者のインタビューを受け、イスラエルの極右勢力の破壊活動を防ぐため、「神殿の丘」に集まるようイスラム教教徒に呼びかけましたが、ヨーセフ氏はその後、エルサレムの検問所で逮捕され、ヨルダン川西岸に送還されています。
伝えられるところによりますと、イスラエルのシャロン首相は10日、パレスチナ側がガザ地区のユダヤ人入植地を砲撃したことを非難し、これは双方の停戦協定に背いたものだと指摘しました。
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