国連安保理は7日、第1595号決議を採択し、レバノンのハリリ前首相暗殺事件を全面的に調査するため、国際調査委員会を設置することを決めました。
この決議は、国際調査委員会は、レバノン政府のハリリ氏暗殺当事者などの捜査を支援するとしており、このため、レバノン政府からの全面的協力を受け、すべての関連データ、証言、物証に目を通す権利があり、レバノン政府関係者に質疑を行うことができ、またレバノン国内では、行動の自由と外交免除権を有するとしています。
またこの決議に基づき、調査委員会はこの決議採択3ヶ月後に調査を終了させ、安保理に調査結果報告を提出するよう義務付けています、
この決議採択の当日、アメリカ国務省のバウチャー報道官は、この決議履行を支持し、ハリリ氏暗殺事件の調査活動に協力するよう国際社会に呼びかけました。
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