中国外務省の秦剛スポークスマンは7日北京で行われた定例記者会見で、国連安保理の改革問題で、各国は協調一致の基礎の上に決定を行うべきだとの姿勢を表明しました。
秦剛スポークスマンはその際、「中国は国連安保理に対して改革を行うことを支持するが、改革は非常に重大な問題であることから、各国は幅広い一致に達するべきで、未成熟な法案の強行表決は国連加盟国の団結にマイナスとなるだけでなく、安保理の権威を維持することにも良くない。協調一致することは国連憲章で提唱された重要な精神であり、国連が引き続き活力を示す重要な基礎でもある。特に重大な問題を解決する際、この点を堅持しなければならない」と強調すると共に、また、「中国政府は世界の平和と共同発展を促進する大局から着眼し、国と民族に対して高度な責任を取る態度で、安保理改革の問題に真剣に対処し、これを妥当に処理していく」との態度を表明しました。
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