中国外務省の秦剛スポークスマンは、7日北京での定例記者会見で、「中国は、インドと中印自由貿易区の設置を含む貿易と経済協力を推進し、共に利益を得るよう期待している」と明らかにしました。
中国の温家宝首相は、招きに応じてインドを含む南アジア4カ国を歴訪していますが、これについての質問に答えた際、秦剛スポークスマンは、「中国もインドも、発展の潜在力が大きい発展途上国であり、それぞれの産業において優位性を持っており、経済面の相互補完性も強く、多くの分野で互いに学び合い、実力を向上させる必要がある。中国は、平等互恵を踏まえてインドと各分野で貿易と経済協力を推進していくことを期待している」と述べました。(04/07)
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