中国の首都・北京の歴史学者たちは6日、日本の文部科学省が歴史を歪曲した教科書を検定し、通過させたことに抗議する座談会を開きました。座談会で、歴史学者たちは、歴史の事実を歪曲した教科書を使わないよう、責任感のある日本人に呼びかけました。
歴史学者たちは、「日本右翼勢力が編纂した『新しい歴史教科書』2006年版は歴史の事実を歪曲したもので、日本軍国主義者を罪から逃れさせ、侵略の歴史を美化し、日本を危険な戦争の道に導く教科書であり、戦争の被害国の人民の感情を著しく傷つけるもので、日本の若者をも愚弄するものだ」とみています。
また同じく6日、日本国内の一部の学者やマスコミも文章を発表し、文部科学省が通過させた新しい歴史教科書は日本の侵略の歴史を隠蔽するものだとしています。
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