中国外務省の秦剛スポークスマンは5日北京での記者会見で、「関係各側が、アフリカ連合の主催の下に、交渉を通じてダルフール問題についての協議にいち早く達し、またスーダンの司法機関が、ダルフール地区の戦争犯罪と反人類的罪を犯した容疑者に対し裁判をおこなうよう中国は期待している」と述べました。
秦剛スポークスマンはこの件について、「関係方面は、最も効果的な、かつ実行可能な方式で犯罪者を逮捕すべきであり、その過程では司法の公正さを考慮し、ダルフール問題についての交渉にマイナス的影響を及ぼさないようにしなくてはならない。犯罪者を懲罰し、民族和解をも促し、ダルフール問題の解決に着眼点を置き、並々ならぬ努力を経て勝ち取ったスーダン南北の和平プロセスの進展に有利になるようにしなくてはならない」と述べました。
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