ギリシャを訪問中のアメリカのゼーリック国務副長官は3月31日アテネで、「アメリカが先頭に立つ中東問題国際会議はこれからの数ヶ月以内に、ギリシャで行われる可能性がある」と表明しました。
これはゼーリック国務副長官が当日ギリシャのモリヴィアティス外相と会談した後述べたものです。ゼーリック国務副長官は、「ギリシャはアメリカの戦略的パートナーであり、アメリカが中東とバルカン地区で推進する民主化計画に協力する」と述べました。
モリヴィアティス外相は、「ギリシャは世界的規模で民主化を広めることを支持する。しかしこれは他国の内政不干渉を前提とした下で行われるはずだ」と指摘しました。
モリヴィアティス外相は、「ゼーリック国務副長官とは主にキプロス問題につてい討議した。双方は、各方面がアナン事務総長が提案した平和計画に基づき会談を回復すべきだと意見の一致に見ている」と表明しました。
ギリシャのカラマンリス首相は当日ゼーリック国務副長官と会見しました。ギリシャはゼーリック国務副長官の欧州14カ国訪問の第7番目の国です。(04/01)
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