イスラエルのモファズ国防相は27日、「パレスチナへの治安権限移譲の3番目の都市となるヨルダン川西岸のカルキリヤについて、予定されていた権限移譲を延期する」と発表しました。
モファズ国防相は、「その理由は、パレスチナ側がイスラエルに指名手配された52名の武装分子の武装解除をしていないためだ」と述べた後、移譲の準備作業は引き続きやっていくと表明しました。
パレスチナ・イスラエル双方がこのほど達成した協議に基づき、イスラエルは今週中パレスチナ側にカルキリヤの治安権限を渡す予定になっていました。(03/28)
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