パリで国際原子力会議に出席しているIAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は21日の記者会見で、「EUとイランが話し合いを通じてイランの核問題を解決することを推進するため、アメリカはイランの安全保証を与えるべきだ」と指摘しました。
エルバラダイ事務局長は、「もし、EU加盟国がイランと核問題をめぐって合意に達すると共に、イランの安全保証を承認すれば、アメリカも同様の承諾をするべきだ。」と強調した後、「アメリカはイラン核問題交渉に完全に介入すべきだ」とも述べました。
IAEAとOECD・経済協力発展機構は21日パリで二日間にわたる国際原子力会議を開きました。原子力不拡散問題がこの会議の主な議題となっています。
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