朝鮮最高人民会議常任委員会の楊亨燮(ヤン・ヒョンソップ)副委員長は17日南アフリカの行政首都であるプレトリアで、「アメリカが朝鮮に対する敵視政策を放棄し、また朝鮮を中傷した言論に対してお詫びをしてこそ、朝鮮は6カ国協議に参加する」と表明しました。
南アフリカを訪問中のヤン・ヒョンソップ副委員長は当日記者のインタビューに答えた際、「朝鮮は朝鮮半島の非核化を一貫して堅持し、そのため巨大な努力を払っており、極めて大きな忍耐力を示してきた。現在朝鮮とアメリカとの間のいわゆる核問題はまったくアメリカが朝鮮に敵視政策を取った産物だ」と述べました。
ヤン・ヒョンソップ副委員長はまた、「ブッシュ政権は朝鮮に敵視政策を取っているため、朝鮮は引き続き6カ国協議に参加する必要がない。条件が備えば、朝鮮は協議に参加する。しかしこれはアメリカ側の行動次第だ。」と述べました。
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