パレスチナ自治政府のアッバス議長は16日カイロで、「内部の団結を強めることは、パレスチナ人にとって当面の最も重要で、最も優先的に解決しなければならない問題だ」と表明しました。
アッバス議長は、「パレスチナ人とパレスチナ自治政府は民主プロセスの発展の推進に努力すると決意した。パレスチナ武装派別の武装解除などの問題はパレスチナの内部事務であり、パレスチナ人の自分のことである。如何なる外部勢力にもこれに干渉する権力がない」と指摘した上で、「私自身もパレスチナ各武装派別の武装解除によって内戦を引き起こすつもりはない」との考えを示しました。
エジプトの主催の下で、パレスチナの13の派別の指導者と代表はカイロで5日間に亘って会議を開き、アッバス議長は個人の身分としてこの会議に出席したものです。(03/17)
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