外交部の孔泉報道官は10日の記者会見で、第10期全国人民代表大会第3回会議で審議が進められている反国家分裂法案に対して米政府から相次いで懸念が表明されていることに反論した。記者との一問一答は次のとおり。
ーー米国務省とホワイトハウスの報道官は先日相次いで中国の反国家分裂法案について、現在の(中国本土と台湾の)両岸関係緩和に寄与せず、中国政府に再考を望むとの談話を発表した。これにどう論評するか。
われわれは米政府関係者がこの両日に表明した姿勢に反対する。彼らは中国側の法律制定行為に無責任な言論を表明するべきではない。われわれは米国が国際関係のルールを守り、中国の法律制定行為を理解、支持し、「台湾独立」分裂活動を助長して中米関係を損なういかなることも行わず、実際の行動によって台湾海峡地域の平和と安定、および中米関係の健全な発展を進めることを要求する。(編集ZX)
「人民網日本語版」2005年3月11日
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