アメリカホワイトハウスのマクレラン・スポークスマンは1日の記者会見で、「アメリカは、依然としてEU・欧州連合と外交ルートを通じてイランの核問題を共に解決していく」と述べ、アメリカのイランの核問題に対する立場が軟化したということを否定しました。
マクレラン・スポークスマンは、「イランの核問題に対するアメリカとEU諸国の目標は一致したものである。すなわち、イランが核兵器を保有することが出来ないことを確保すると共に、核兵器開発を図る努力を放棄するようイランに要求するものである。ブッシュ大統領が前週、欧州の指導者と会談したことはこの目標実現を促すためである。アメリカ政府は、どのように欧州同盟国の努力支持し、また、イランに核兵器計画を放棄するよう求めるかを考慮するものであり、これは立場の変化を意味するものではない」と述べました。
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