パレスチナ自治政府のアッバス議長とイギリスのストロー外相は2月28日、「まもなくロンドンで開かれるパレスチナ改革会議は中東和平に関するロードマップ計画の再起動に尽力すべきだ」とそれぞれ強調しました。
イギリスの新聞「インディペンデント」は当日、「パレスチナの最終的地位の問題解決に向けて、パレスチナ改革会議は中東和平についてのロードマップ計画の再起動に尽力し、本当の意味での中東問題をめぐる会議の開催を促すべきだ」というアッバス議長の談話を掲載しました。アッバス議長はその談話で、「現在、パレスチナとイスラエル間の和平が実現する可能性はある。パレスチナ側はイスラエル側と交渉を行う用意があり、公正な国際法に基づき、持久的な和和平協議に達するよう期待している」と述べました。
ストロー外相も当日ロンドンで、「パレスチナ改革会議の開催は、中東和平についてのロードマップ計画の再起動に向けて踏み出した非常に重要な、かつ実質的な一歩である」との考えを示しました。(03/01)
|