ヨルダンのアブドラ国王は27日首都アンマンで、シリアのオタリ首相と会見し、「中東和平プロセスにはイスラエルとシリア、レバノンの平和実現が含まれるべきである」と強調しました。
アブドラ国王は、「ヨルダンは、全力を挙げて各方面と接触を保ち、中東の公正かつ、持続的で、全面的平和を実現させるため役割を果たしている。アラブ諸国が提出した和平提案は、アラブ諸国とイスラエルとの紛争を解決し、地区の安全、安定と繁栄を実現するルートの一つになるべきである。関係方面はアルジェリアで開かれるアラブ諸国首脳会議で、アラブ諸国の和平提案をいかに実施させるかを重点的に討議する。ヨルダンは、中東地区の各種国際決議の実施が確保されることを期待し、レバノンの独立とその主権と安全が保障されることを希望している」と述べました。
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