中国国務院台湾事務弁公室スポークスマンは27日、さる24日台湾当局の陳水扁指導者と宋楚瑜親民党主席が会談し、10項目の政策で合意したことについて、談話を発表しました。
中国国務院台湾事務弁公室スポークスマンは、その中で、「我々は、『世界には一つの中国しかなく、大陸と台湾は同じく一つの中国に属する』ということを一貫して主張している。海峡両岸が今になっても統一されていないにもかかわらず、大陸と台湾が同じく一つの中国に属する事実は終始変わっていない。両岸関係の平和と安定を維持し、両岸の統一を逐次に推進することは、我々が両岸関係を処理する基本的な目標と努力の方向だ。我々は、交流の強化を通じて、協力を推進し、台湾同胞との交流や相互理解を深め、両岸関係の発展という明るい前途を求める自信や誠意、及び辛抱強さを持っている」とした上で、更に「当面、両岸関係における最大の難問は、台湾当局が『一つの中国』の原則を認めず、海峡両岸関係協会と台湾海峡基金会の1992年の合意事項、つまり『九二合意』を否定していることだ。我々は、台湾当局が一日も早く『九二合意』を認める軌道に戻り、『台湾独立』の分裂活動を停止し、両岸関係の発展の面で実在的な行動を取って、両岸の同胞に幸せをもたらすよう希望している」と示しました。
|