イスラエルのテルアビブで25日の深夜自爆テロ事件が発生し、少なくとも4人が死亡し、38人が負傷しました。
26日の朝、パレスチナのエルカト首席交渉担当官はこの自爆テロ事件を強く非難し、「事件の画策者は爆破を通じて、和平プロセスを進めるために払った各方面の努力を破壊しようとしている。しかし、彼らの目的は実現できない。」と強く非難しました。また、パレスチナ自治政府のアッバス議長は「パレスチナ自治政府はこの事件の画策者を法律に基づいて拘束する決意だ。」として、この事件について共同調査を行うようパレスチナとイスラエルに呼びかけました。
報道によりますと、パレスチナ自治政府の要人は26日の朝緊急会議を開き、この事件によってパレスチナとイスラエルの情勢にもたらされる影響と対応措置を討議しました。
また、イスラエル外務省の要人は同日、この事件について声明を発表し、パレスチナは過激派組織を必ず徹底的に解散させなければならない。そうしなければ、パレスチナとイスラエルの和平プロセスを進展させることは出来ない」との考えを示しました。
事件発生後、国連のアナン事務総長も声明を発表し、この自爆テロを強く非難しました。
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