中国外務省の孔泉スポークスマンは24日北京での記者会見で、アメリカのクリントン前大統領の台湾訪問について、「アメリカの前大統領としてクリントン氏は中国政府の台湾問題に置ける厳正な立場を承知するべきであり、いかに事を運ぶかを承知すべきだ」と指摘しました。
孔泉スポークスマンはこの件について、「クリントン氏は、いかに事を運べば、これまでのアメリカ政府が中国政府に示してきた一連の承諾、つまり一つの中国の政策を堅持し、中米間の三つの共同コミュニケを遵守し、"台湾独立"に反対するという承諾に符合するか承知すべきだ」と述べました。
台湾からの報道によりますと、アメリカのクリントン前大統領はこの27日と28日の両日台湾を訪問し、台湾当局の指導者陳水扁氏を会合し、また"アジアの民主"というテーマの講演を行うことになっています。
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