中国の二大移動通信キャリアである中国移動(チャイナモバイル)、中国聯通(チャイナユニコム)は18日、旧暦の大みそかと春節(旧正月)連休(2月9~15日)のショートメッセージ(SMS)の送信件数が2社合わせて110億件に達し、過去最高を上回ったことを発表した。携帯電話利用者1人あたりの送信件数は平均33件だった。
同日の発表によると、中国移動の2月8~15日(旧暦12月30日~1月7日)のSMS送信件数は84億件で、前年同期の78億件に比べ約7.7%増加した。中国聯通の同期間のSMS送信件数は26億件で、前年同期より30%増加した。
中国は昨年、携帯電話契約数が3億3千万件を突破した。このため、春節期間中、利用者1人あたり平均33件のSMSを送信した計算になる。SMS送信料を最低料金の1角として計算した場合、期間中だけで十数億元の収入が生まれたことになる。中国では近年、「親指産業」と呼ばれる携帯電話SMS事業が奇跡的な業績を上げている。2000年のSMS年間送信件数はわずか10億件余りだったが、2001年は189億件、2004年には2177億件となり、5年間で217倍にも増えた。(編集SN)
「人民網日本語版」
|