ブリュッセルで開かれているEU・欧州連合の外相理事会会議は21日、レバノンのハリリ前首相暗殺事件、イラクへの援助、パレスチナ・イスラエル情勢及びEU とウクライナとの関係など問題についてのEUの立場を表明しました。
ハリリ前首相の暗殺事件について、この会議は声明を発表し、この暗殺事件を改めて厳しく非難すると共に、事件の真相を解明させて犯人を逮捕するために、直ちに国際的調査を行うよう呼びかけました。
イラクへの援助について会議は、「EUは今年の中期からEU 諸国或いはイラクの隣国でイラクのために770名の司法関係者を訓練することを決めまています。
パレスチナ・イスラエル情勢について、会議はコミュニケを発表し、パレスチナ・イスラエル双方が、今月8日エジプトで達した停戦協定をいち早く実施することを希望した上で、「EU は、パレスチナとイスラエルが中東和平案『ロードマップ』を履行する立場を支持する」と重ねて明らかにしました。
EU とウクライナとの関係について会議はコミュニケを発表し、「EUはウクライナの政治経済改革を支持すると共に、ウクライナとの関係を全面的に強化していく」と表明しました。
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