先月行われたイラク国民議会選挙に参加した一部のスンニ派指導者は20日バグダッドで、将来の憲法制定など政治プロセスに参加するようスンニ派に要求しました。
イラクの6つの州のイスラム部族の長老、政党及び組織の代表約200人は20日バグダッドで会議を開き、国民議会選挙の結果や暫定国民議会といかに協力し、憲法制定に参加するかなどの問題を討議しました。
会議に出席した代表たちは、「多くのスンニ派は投票に参加しなかったが、これは将来の政治に参加したくないということを意味してはいない。暫定政府はイラク各階層の人々を代表する政府でなければならない。将来の憲法は各階層人々の意志を反映しなければならない。また、イラクの統一、独立と主権を維持し、アメリカ軍を一日も早くイラクから撤退させるよう努力しなければならない」と強調しました。
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