孔泉スポークスマンは17日北京で、これまで朝鮮核問題を巡って開かれた三回の六ヶ国協議の成果を大切にし、協議の早期再開を促すため、各参加国が共に努力することを希望すると述べました。

　孔泉スポークスマンは、その際、「今月10日、朝鮮が六ヶ国協議の参加を無期限に中止するという声明を発表した後、中国は朝鮮の真意を分析して研究しながら朝鮮側と連絡を保ってきた。中国側は、国際関係を処理する場合、圧力と制裁をかけるのは問題の解決にはマイナスである。朝鮮半島核問題は対話と協議でしか解決できない。その中最も効果的なルートは六ヶ国協議である」と指摘しました。孔泉スポークスマンは更に、六ヶ国協議をできるだけ早く再開させ、各方面とも受け入れられる解決策を見出し、最終的に朝鮮半島の非核化を実現させるため、各参加国は共に努力し、特に朝鮮とアメリカが誠意や、善意、柔軟さを表すよう希望しているとの中国の態度を示しています。