国連安保理は16日、イラク問題について協議した後、声明を発表し、国際社会が積極的に国連に協力して、引き続きイラクの政治プロセスを推進するよう呼びかけました。
声明は、「イラク国民議会選挙の成功はイラク人民が国家の未来の運命を自主的に決定する道で踏み出した重要な一歩だ」と称えると同時に、「イラク人民が引き続き、政治プロセスの発展を推し進めるよう希望する」と述べています。
声明は、「国連安保理は引き続き、第1546号決議を実施し、イラクが民主的な統一の方向に向って前進することに協力する」と改めて強調しています。
声明は、国連事務総長特使や国連イラク援助団がイラクの全面的対話を促進する面で果たした重要な役割を改めて評価し、イラクの政治プロセスに参加するために一日も早く準備するよう国連に要求すると共に、更に、国際社会が国連に顧問を派遣し、技術支援を提供して、国連のイラクでの使命の達成に協力するよう呼びかけています。
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