イラク選挙委員会が13日、1月末行った国民議会選挙の結果を発表しましたが、これについて、一部の国と組織は14日それぞれ、イラク議会選挙の結果に歓迎の意を表しました。
アナン国連事務総長は14日、「イラクの議会選挙の結果はイラク国民が政治的プロセスを推進する願いと勇気をしめした。イラク国民がこれをきっかけに、民族の和解を実現し、イラクを平和、繁栄、民主の新たな国に築き上げるため共に努力していくよう期待している」と述べました。
ロシア外務省のヤコブンコスポークスマンは14日、「ロシアはイラク国民が議会選挙で示した意志を尊重すると共に、将来の暫定政府と建設的な協力を行う用意がある」と述べました。
同じく14日イランのハラジ外相は声明を発表し、イラクの議会選挙の結果に歓迎の意を表した後、「まもなく樹立するイラク暫定政府は措置を講じて、国家の領土保全を守るべきである」と述べました。
フランス外務省のラドソスポークスマンは14日、「フランスは、イラクの団結と安定を確保するため、議会選挙後、全国的対話を行うようイラクの各派に呼びかけた」と述べました。
|