イラン外務省のアセフェイスポークスマンは6日、より真剣な態度でいま行なわれているイランの核問題についてのイランとEU・欧州連合との交渉に対応するようEUに呼びかけました。
アセフェイスポークスマンは当日、記者のインタビューに答えた際「イランはEUがイランの合法的権利を尊重するよう希望する。原子力技術の平和利用はイランの合法的な権利である」と強調したあと、EUがイランの核問題については二重の基準をとっていると指摘すると同時に、双方の交渉は行き詰まってはおらず、7日には新たなラウンドの交渉を行なうことを明らかにしました。
同日、アメリカのチェイニー副大統領は記者会見で「アメリカは、欧州の盟友が外交手段によるイランの核問題解決に払った努力を支持する。しかし、外交的な努力が失敗すれば、アメリカはその他措置を取るかもしれない」と述べました。
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